いきいきプライベートレッスンとは
子供から大人まで、その方の障害に合わせたリハビリを専門のスタッフ(理学療法士、作業療法士、言語聴覚士)がプログラムを立てて、実施致します。
※マークの例はクリックすると写真付きで解説を見る事ができます
介入前
- ベットから介助して立位を取ろうとしているところです。
- 立位姿勢は、骨盤が後傾・後退し、体幹の伸展が不十分なため、介助者はからだ全体を持ち上げようと介助している。
- 麻痺側方向へ移乗させるには、非麻痺側での支持がさせられず、これ以上の介助ができないため、移乗ができない。
介入1
- 側臥位にて体幹の伸展を介助し、骨盤の後傾・後退を前方へ誘導しながら、動かす感じをつかんでていただく。
- 下肢を操作して、膝の伸展を行ってもらいながら、骨盤が後傾しないように股関節伸展位を保持するよう対象者に意識してもらう。
介入2
- 介助で膝を伸展位に固定して、立位を保持する。
- 麻痺側肩甲帯の下制に対して、介助し、体幹のアライメントを対称的になるように整える。
- 骨盤の前傾、体幹の伸展を対象者に意識してもらう。
介入3
- 廊下の手すりを利用して、壁を参照点として立位を保持する。
- 骨盤の前傾と麻痺側膝の伸展を意識してもらう。
- 頚部の麻痺側への側屈を介助する。
- 体幹の伸展を意識してもらう。
介入後
- はじめの女性介助者にベットから車椅子への移乗(麻痺側方向) を行ってもらう。
- 体幹の伸展と非麻痺側下肢への体重移動がしやすくなったことにより、介助にて移乗ができるようになった。
介入前
- 自ら食物を取り込むこができず、介助の際もなかなか口が開きませんでした。
- 口腔内に食物を溜め込んでしまい、咀嚼運動が開始されず、食物を送り込むことが困難でなかなか飲み込むことができませんでした。 食事量も1時間で一割程度しか摂取することができませんでした。
介入1
- 開口が困難であったため、食物を提示し認知してもらうことにより開口を促しました。
- 送り込みが困難であったため、介助の際は小さいスプーンを使用し、食物を奥舌に乗せるようにしました
介入2
- 口腔内に食物が入っても咀嚼運動が開始されないため、手指で頬を円を描くようにマッサージし咀嚼運動を促しました。
- 口腔内に食物を溜め込んでしまうため、喉仏から下顎下面へ指で皮膚を上下に動かし、嚥下反射を促しました。
介入3
- 毎食後、就寝前に、歯磨きや舌磨きなどの口腔ケアを徹底し、口腔内の清潔を保ち、舌についた舌苔を除去し、口腔内の感覚向上を図りました。
介入後
- 食物形態が常食きざみ食にあがり、自ら食物を取り込めるようになり、毎日全量摂取できるようになりました。
- 咀嚼運動も良好で口腔内での溜め込みも軽減され、食べ物を送り込めるようになり、むせ込みも軽減されました。
介入前
- 単語レベルでの聴覚的理解が困難であり、多弁だがつじつまが合わない会話が多い状態でした。
介入1
- ご本人のなじみのあるものやその写真を使用し、単語の語彙選択・意味照合の向上を促しました。
介入2
- 全体構造法の身体リズム運動やとなえうたを用いて、単語や文の表出・理解を促しました。
介入3
- カラオケで童謡やご本人の好きな歌を歌うことにより、音楽を通じて脳を活性化させ、発語の向上を促しました。
介入後
- 聴覚的理解力が向上し、複数のカードの中から選択できるようになり、意味照合が可能になった。それに伴い、つじつまの合う会話が増えてきた。カラオケにおいても、以前より声量が大きく、リズムが合うようになり、抑揚もつけて歌うことができるようになりました。
30分 | 4,000円 |
40分 | 5,000円 |
50分 | 6,000円 |
60分 | 7,000円 |
※企画・運営・交通費(実費)の料金は、別途ご提示させて頂きます