施設のお便り

NPO法人日本医療福祉介護協会

流行性の感染症予防と対策について

掲載日:2022.09.10

令和4年9月10日(土)に「流行性の感染症予防と対策について」という講習会がZOOMにより開催されました。
今回の講師は小規模多機能型居宅介護やよいの看護師である渋谷幸恵様と同じく小規模多機能型居宅介護やよい 介護福祉士の淡路紗佳恵様による講習会でした。

重症者が減ったとはいえ未だ感染者の減らない新型コロナウイルスや、これから寒くなるにつれて発生するインフルエンザやノロウイルスなどの症状や対応についてのお話しでした。

感染症とは、「環境中に存在する病原性の微生物が、人の体内に侵入することで引き起こす疾患であること」や「感染症は①病原体、②感染経路、③宿主の3つの要因が揃う事で感染する」という話があり、これらの要因をひとつでも取り除くことが重要で、特に「感染経路の遮断」は感染拡大防止のためにも重要な対策であるとのお話しでした。

次に感染の種類として、接触感染、飛沫感染、空気感染、経口感染、糞口感染などのがある事と、それぞれの内容についての説明がありました。

後半の内容としては、ノロウイルスの実際の症状の説明や症状が現れるまでの潜伏期間、症状が現れた際の対応方法や嘔吐物の処理方法などの現場での例を挙げて説明がありました。
新型コロナウイルス感染については、実際にクラスターが発生した施設での状況や、高齢者施設では入居者の対応がなかなか難しいなどの話しがありました。

最後に小規模多機能型居宅介護やよいでの感染対策としての取り組み方などの説明があり、およそ2時間にわたる講習会が終了しました。

参加者から、次亜塩素酸ナトリウムの希釈の違いによる使い分け方の質問があり、用途の説明がありました。

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